氏のオブスキュアながら強烈な作品群(まさに群れと呼ぶに相応しい多作っぷりである)はさながら、8トラックに思いついた1フレーズを吹き込んだような宅録インディロックだ、ワンアイデア、ワンフレーズ、ワンプロット、プリミティブな湧き上がる根源を、そのまま素手で粘土を殴って形作るのだ。ビデオゲームという市場の不思議な所は、年単位の開発期間を取り、何十人と言う人が携わって作る小奇麗な工業ビデオゲームとこれらを画一的なビデオゲームグレードとして比較するという所なのだが…まぁそんなことは今更どうでもいい、8bitホビーPCの匂いたつミニマルな知恵遅れへのラブソングも、強烈なフィードバックエフェクトにまみれた全方位スモウレスラーシューターも、モンドも、80年代マイアミのイカれたサイコパス殺人鬼のイノセントも何もかも美しい、ただそれだけでいいじゃないか。
2012年11月1日木曜日
Hotline Miami マイアミへのラブレター
CactusことJonatan Söderströmのゲームはワンアイデアのコアを素早く形にすることを第一とした開発メソッドを掲げている。アマチュアゲーム開発が陥りやすいパターンの一つに、どうでもよい(当の本人にとっては命の次に大事な事であろうが)ディテール向上に努めてゴールを見失ってしまうというのがあるが、Cactusはその見切りをスマートにしてみせる。
2012年8月28日火曜日
Farcry2の場合 - 賽の河原の石積み
先日Farcry2は寝取られだよね…という話を某SNSの方でしたので、こっちにもまとめておく。Farcryの腹違いの続編であったり、本作がかなり特殊なタイトルである事は間違いないのだが、ストーリーテリングの手法についてはあまり言及されてなかったので、改めてここに書き起こしておく。
2012年7月16日月曜日
Hitman ContractsがなぜSteamで再販されないか
2012年5月17日木曜日
DayZ ARMA2 MOD ゾンビだらけの東欧の地、あなたの物語、あなたの殺人。
遂にローンチという事でPCゲーミング界隈はDiablo3一色ですが、僕はといえば東欧の片田舎でゾンビアポカリプスを楽しむ事にゾッコンなのでした、現代のビデオゲームが失った鋭いエッジ、黎明期マルチプレイヤーRPGの狂騒、それはかつてBattle.netのローンチと共にDiabloもまたその一つとしてもたらしたあの闇の奥を想起させる強烈な体験が今回紹介するDayZにはあるのです。彼は非常にラフでオブスキュア、気の利いた"おもてなし"の出来るタイプではないのですが、今日日コンピュータRPGがなんたるかを教えてくれる数少ない作品の一つでしょう。
2012年4月20日金曜日
2012年4月18日水曜日
2012年3月15日木曜日
ホワイトデー 学園という名の迷宮
1日遅れですが、たまにはこういう季節(?)ネタも。
もう既に散々ココが変だよ日本人的グローバルあるあるでお馴染みとなりましたが、ホワイトデーという文化は日本に端を発した極東の奇習なのですね。この妙な消化試合的イベントを日本人以外で共有できるのは海を隔てたお隣、韓国と台湾くらいなもんで、他の(主にキリスト教)文化圏の人間にこのヴァレンタインデーからの一連の奇習を説明するとまぁ大抵とても変な顔をされるのですね。
今回紹介する「ホワイトデー 学園という名の迷宮」(原題:화이트데이: 학교라는 이름의 미궁)は、タイトルそのものズバリ、極東の奇習をテーマにした韓国産のFPP(First Person Perspective = 一人称視点)型ホラーADVで、大変エスニックな一品ながら、日本人なら少なからずシンパシーを感じるだろう実に印象的な作品です。
もう既に散々ココが変だよ日本人的グローバルあるあるでお馴染みとなりましたが、ホワイトデーという文化は日本に端を発した極東の奇習なのですね。この妙な消化試合的イベントを日本人以外で共有できるのは海を隔てたお隣、韓国と台湾くらいなもんで、他の(主にキリスト教)文化圏の人間にこのヴァレンタインデーからの一連の奇習を説明するとまぁ大抵とても変な顔をされるのですね。
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ugh
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I have no mouth And I must scream. 95年リリースのPC向けポイントアンドクリックタイプのアドベンチャーゲーム。日本語版の発売はない為、おそらく日本においては相当マイナーな類のビデオゲームだと思う。タイトルで気付いた ...



